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『捨てられない本』

今回は小説でもあとがきでもなく、エッセイを書いてみようと思います。
タイトル通り『捨てられない本』についてです。


国際共同出版 マジックウインドーブックシリーズ
『こいぬの かくれんぼ』
1994/6/27 初刷   1994/11/28 第2版発行
著者:スチュワート コウリー
訳文:香山 美子
絵 :ケイト デイヴィス

捨てられない本、というのは絵本です。
買ってもらったときの記憶はもう残っていません。
なので、とても幼い頃に買ってもらったのでしょう。
初版の年を見る限り、幼稚園に通っていた頃なのではと思います。
気付けば、どこにでも持ち歩いていて、ずっとこの絵本を眺めていました。

病院に行くとき、歯医者さんに通うとき。
怖くて怖くて、なんとかこの絵本で気を紛らわそうとしたものです。



さて、幼い私がこの本のどこに惹かれていたのでしょう。
実はこの本、ただの絵本ではありませんでした。


透明で薄いフィルムに印刷された絵と、厚紙に描かれた絵。
それら全てを重ねると、奥行きのある一枚の絵――――つまり表紙が出来上がるのです。

目をつむった犬がいて、その奥には何枚も重ねられた絵の風景があります。

「この先には、いったいなにがあるんだろう?」

子供の好奇心をくすぐるのです。

一番上にある表紙には、二本の木に寄り添って奥をうかがう「リス」と「ウサギ」。
その次に目をつむる子犬。
奥にはブランコ、鳥に蝶々。ハンモックから垂れる、白い尻尾。

「一匹はもう見つけちゃった!」

そうは思うけれど、ハンモックは真ん中あたりに見えるから、それより前にもなにかあるに違いない。

ワクワク、ドキドキしながら一ページをめくるのです。
と、まあここまでは表紙や、本の造りに関するお話です。

もう一つ、私の心を掴んで止まない魅力があるのです。
それがまさに「イラスト」なのです。

リアルに描かれた、まさに「犬」なのです。
毛の質感、愛らしい瞳。
犬種ごとに体の大きさだって違う。

当時から絵本が好きだった私ですが、正直イラスト自体は好きじゃなかったと思います。
眼が大きくて、はっきりした色使いで、本物とはかけ離れたような動物たち。
絵なんてほとんど見てないんじゃないかな。

でもこの本は違ったのです。

水彩の淡い色使いが、私の心を射止めたに違いありません。
なぜなら、私は小学校低学年で、動物図鑑を見ながら水彩で絵を描いたのですから。


今でもずっと手元にあり、本棚の整頓をしているとつい手にとってしまいます。
ストーリーはただのかくれんぼで、数を数えていくだけ。
それでも繰り返し読んでしまいます。

「みーっけ、きみ みーっけ!」のフレーズと、優しいイラスト。
ワクワクさせてくれる本の造り。

いつまでもワクワクとドキドキを与えてくれる本。
こんなに楽しい本はずっと大切にしておきたい宝物です。



おしまい。




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