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【恋愛】 幸福の再来~白い蕾をつける花~  03

「にしても、今日は冷えますね」
「日差しがないからな。風も冷たいし」
「っすね」

 清次郎の隣に並ぶように、副会長は窓辺に寄った。
 空を見上げていたかと思うと、ふと階下に目を向けた。

「あ、千里さんだ」
「本当だ」

 つられて階下を見ると、校舎の壁に沿うように設置された花壇の前に、一人の女子生徒がしゃがんでいた。
 紺地のセーラー服のまま、腕まくりをして花壇を手入れしていた。
 彼女の手元には、純白の蕾を揺らすスズランの花が咲いていた。
 そういえば昨年の花壇はもっとカラフルな色合いを見せていた気がする。
 植え替えでもしたのだろうか。


「え? 会長、千里さんのこと知ってるんすか」
「知ってるもなにも、新しい風紀委員長だろ。千里ひかり。名前くらい覚えている。というか、会長が忘れるわけにはいかないだろ」
「っすよね」

 副会長は納得したように笑った。
 もっともらしく答えたが、実は彼女が風紀委員になる前から彼女のことは知っている。
 言葉を交わしたことはない。
 生徒会室の窓から外を眺め、ふと目線を下げるといつも彼女がいた。
 驚くくらい毎回自分の視界に入ってくるものだから、自然と彼女に興味がわいた。

 いつしか名前を知りたくなり、根回しをして名前を知った。
 1つ下の学年で、千里ひかりという名の生徒。
 長く艶やかな髪を校則に従って、二つに結っている。スカートの長さも校則に順ずるものであり、真面目で決まりごとを乱したくない性格なのだろうと想像した。



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*Comment

No title 

お?お?
恋愛に発展の予感?w

私も中学生の時風紀委員をやりましたが、
誰の目にも止まりませんでした…orz
  • posted by Sha-La 
  • URL 
  • 2013.09/25 00:52分 
  • [Edit]

Re: Sha-La さんへ 

こんばんは。
訪問、コメントありがとうございます^^

私は文化委員とか、学級委員とかやってました。
どんな仕事していたか記憶にないほどサボってましたw

今後の展開を思うと、甘くて喉が辛くなってきそうです(笑)
お覚悟をw
  • posted by デジャヴ 
  • URL 
  • 2013.09/25 21:20分 
  • [Edit]

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