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アーモンドの花(1)

  
 ――ゴーン、リゴーン……。

 ウェッヘンレンの村に鐘の音が響き渡る。
 白む空、顔を出し始めた太陽。
 やわらかな閃光がすぅっと村全体に広がっていく。

 教会の塔の一階、鐘が揺れるしたで大柄な男が村を眺めていた。
 厚手の外套(マント)に身をすっぽりと包んで、白い息を吐き出す。

 冬ももう終わろうかという、しかし春にはまだ遠い季節。

 頭上で鳴る鐘の音に耐えられなくなり、男はらせん階段を駆け下り始めた。
 降りきった先、木製の扉を押し開けるとギィッと軋む。

「今日もありがとう、イーサン。仕事まで少し時間があるだろう、暖炉の前で温まりなさい」

 しわがれた声が優しく労う。
 出迎えたのは村の司教であった。

 イーサン、と呼ばれた大男はマフラーのしたで微笑んだようだった。





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