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もう一つのメリークリスマス (5)

美都と高木は電車を降り、駅のタクシー乗り場へと向かっていた。
吹きつける風は冷たく、しかし熱っぽい頬には心地よかった。
結局、降りるまで密着しっぱなしだった。人が降りて空いていったにも関わらず、だ。

「もう」

前髪を指先で直して、美都は口を尖らせた。
高木はどこ吹く風で気にした様子もない。

「美都ちゃん」
「なんですか」
「まぁまぁ、拗ねないでよ。あのね、ちょっと話したいことがあるんだ。
 できれば、誰もいないところで」
「へ?」

たった今冷めたところの頬が、かっと熱くなる。
こういう時、大人の対応が出来たらいいのに。
慌てふためき、それから、「はい」と小さくうなずいた。
高木はほっとしたように微笑み、美都をタクシーに乗せ、自分も続いた。

「あの、先輩。お話って、私の家でした方が良いんでしょうか」
「お邪魔していいなら、そうしたいけど。嫌なら外でも良いよ。
 場所は気にしない、人さえ居なければ、ね」

なにか企んでいそうな顔で、にこっと笑う。
美都は肩を竦め、家の近くの住所を運転手に伝えた。

「風の噂で聞いたんだけど」

と、高木は急に切り出した。
美都は目で先を促した。

「美都ちゃんは、アコギ出来るんだって?」
「誰から聞いたんですか」
「えっと、なんだかまずい感じだから名前は言わない」

美都の目が据わっている。
高木は美都の不機嫌を察して、窓の外を見た。





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ありがとうございました & お疲れ様でした 


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*Comment

お疲れ様! 

こんにちは!

またしてもときめきをいただきに来ました(>▽<)ノシ
美都ちゃんたちは大人なので、さらにドキドキします~❤
場所は気にしないって(//▽//)♪
その後に、この展開!!

ときめきの要素が詰まっているので嬉しいです。
続きも楽しみにしてます~♪
  • posted by 椿 
  • URL 
  • 2012.12/17 17:08分 
  • [Edit]

Re: 椿さんへ 

こんばんは^^

> またしてもときめきをいただきに来ました(>▽<)ノシ
ありがとうございます♪
ようこそお待ちしておりました(´∀`*)ウフフ

Andanteよりはぐっと短いお話なので、さらっと読めると…いや、読めるように頑張ります(笑)
クリスマスまでには完結させたいなぁ。

たくさんときめきを与えられるよう、頑張りますね♪
訪問&コメントありがとうございました!!
  • posted by デジャヴ 
  • URL 
  • 2012.12/17 20:05分 
  • [Edit]

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