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レディ・バレンタインと練習曲

ロイたちが買出しから戻ってきて、飲み物を飲みつつグループ課題について話し合った。

「そういえば、レベルって決められてないわよね」
「すこし難しい曲をやってみるのも面白いかも」
「どこまで完成度を上げられるかが問題だけどな」

エルバ、ロイ、ユリの三人は、癖はありつつも技術は確かにあった。
特にエルバは優等生と言われるだけあって、演奏は見事だった。
だから、だろうか。
彼らは授業で扱った以上のレベルで挑戦したいようだ。

「バレンタインはどう思う」

突然ユリに話を振られて、バレンタインは戸惑った。

「私は、その」
「なんでも良いは無しだからな。どんなんでも良いから、なにか案を出せよ」

先手を打たれてしまい、バレンタインは用意した言葉を飲み込んだ。
すこしだけ思い巡らせてみる。
浮かんだ曲は、姉のシェロームがお土産に買ってきてくれた楽譜に入っていたものだった。

「ククリ集から、やりたい。『小庭の妖精』をやりたい」
「はあ!?」

エルバたちは声をそろえた。

約150年前の作曲者メストール。
彼は愛娘ククリがヴァイオリンを習い始めたのを機に、娘のために曲を作る。
『ククリ』集としてまとめたものが、後に『ヴァイオリン初心者のために』と別称がつき世間に広がる。
そして後世では、ヴァイオリンを習い始めたとき、みんな一度は練習する曲集であった。

愛娘12歳のとき、ヴァイオリン仲間と四重奏をしたいと言い出したことで『小庭の妖精』は誕生する。
短いながらもヴァイオリンの基礎技術が身に付くように設定され、ククリ集の総復習曲と位置づけられる。

しかし、バレンタインたちがやるにはあまりに簡単な曲だった。






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