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すっごくRPG!!

二次創作小説・オリジナル小説を掲載しております。

Category [恋愛SS ] 記事一覧

【恋愛SS】 七夕

 七夕。一年に一度、織姫と彦星がホンの少し会う日。 会わない期間がそんなに続いていたら、恋の熱なんか冷めてしまうんじゃないかと思う。 女である私は織姫が嫌いだった。 もっと言うと、19歳の時「アソビ」を知ってから織姫のことが嫌いになった。 純情ぶっちゃって、と笑ってしまう。 待っていられるわけないじゃない。 寂しさを埋めてくれる人がほしいに決まってる。 男も女も、心変わりなんてすぐしてしまう。 浮...

掌編 『冷たい爪』

 夏なのに、私の手は冷たかった。 もともと体温調節がうまく機能してくれない身体だったけれど、 今日の身体は、普段より異常だった。 夏期講習が始まった学習塾の教室は、クーラーが効いていた。 そのせいだと思っていた。 それでも、おかしい。 どうしてだろう。 長袖の白ブラウスの上に、学校指定の薄手のベストを着ているにも関わらず、 鳥肌は治まることを知らなかった。 昼休みが始まるや否や、私は腕をさすって身...

恋愛SS 目次

恋愛SS(ショートストーリー)春の鈴虫・・・女同士の友情electric wave・・・電波系女子×理系男子恋式×数学=先生・・・偏屈優等生×数学教師 ココアな二人・・・デキる女×可愛い後輩鏡もちとみかん・・・初恋成就天上のバレンタイン・・・クールな彼×一生懸命な彼女紫陽花色の心・・・思わせぶりな展開headache・・・看病ネタ(年下くん)恋愛SS 白い日・・・ホワイトデーに便乗姫彼(ひめかれ)・・・女々しくてっ冷たい爪・・...

姫彼(ひめかれ)

「もういいって!」 恋人が突然語気を荒くしたことに、千絵はそれまで楽しく話していた口を止め、目を丸くした。 千絵が口を閉じた瞬間、テレビから深夜番組の笑い声がわっと起こった。「修ちゃん、どうしたの」「……どうしたのって、気付いてよ」 気まずい空気が漂い、千絵はソファに寝転がっていた体を起こした。 さっきまで胸の上に乗せていたクッションを無意識に抱えた。 ソファの前に敷いたラグに座り、くつろいでいた彼...

ふせん

「安城(あんじょう)先輩って……結婚してるんですかね」 私の呟きのような問いかけに、隣に座るカヤコ先輩がにたっと笑った。「してないよ」 百貨店の総合案内所のカウンターに、私とカヤコ先輩は座っていた。 安城先輩、というのは男性社員で――すごくかっこよくて、憧れの人。 歳も二つ三つしか違わないって聞いた。 いつも無表情だけど、ごく稀に見る笑顔が可愛くて、目で追ってしまう。(社内恋愛なんて、絶対にしたくない...

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Author:デジャヴ


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